全身につながるお腹の健康3「大腸の役割」

みなさんこんにちは!
食欲の秋ですね(^^♪
食事は健康に直接大きく影響を与えますので、大切にしたいですね。
今回も学校では学べないマニアックな内容をお伝えします。

腸の働きがどれだけ体に影響を与えるか、腸の働きを良くする食事をさらに詳しく伝えていきたいと思います。

大腸の中に存在する腸内細菌叢について、前回お伝えしましたが、腸内細菌叢のバランスが崩れた状態のことを「ディスバイオーシス」と言います。

ディスバイオーシスの要因としては
・抗生物質の過剰摂取(1年に1回以上)
→抗生物質を1週間飲んだ場合、菌が2年間復活しない。2週間飲むと、4年間復活しない。
→海外の人は抗生物質を飲みながら、生きた細菌も摂取している。
・出産の種類(帝王切開、フォーミュラ)
→帝王切開だとお母さんの菌が子供につけられない。良い菌が増えない。日和見菌が増える。
→母乳の中に良い菌がたくさんある
→粉ミルクだと良い菌が育たない。2歳くらいで一生の菌が決まる。離乳食も冷凍か作るかにより、菌が変わる。
・地域(日本は恵まれている)、年齢
・ガン治療(ケモセラピー)、放射線治療
・ストレス
・食事、高脂質、高糖質、高精製炭水化物(パン・パスタ)
・低食物繊維、人工甘味料
・抗炎症剤、痛み止め(NSAIDs)

婦人科系の症状のほとんどの方がディスバイオーシス、消化不良を起こしています。

腸の働きを良くする食事
・水1日1.5~2リットル
・1/4 全粒穀類(玄米・もち麦・押し麦・キヌア・雑穀)
・1/2 野菜・豆・海藻類・果物→カラフルな色3~4色)
・良質な脂質(大さじ1 ヴァージンオリーブオイル・えごま油・亜麻仁油)
↑を意識して食事に取り入れてみてくださいね。

皆様のますますの健康と幸せな生活を心よりお祈りしています(^_-)-☆

整体師 伊藤晴香

りらく整体院やすらぎ