なぜ?腸が第二の心臓と言われるほど大切なのか、お伝えします。
今回は腸の中でも特に大切な「腸内細菌叢」の役割についてです。
人間の体には37兆個の細胞と2万1000個の遺伝子、270個以上の関節があります。
中でも大腸の中には100兆個:1~2キロの腸内細菌叢が存在します。
そのため、「腸内環境によって健康の7割が決まる」とまで言われています。
大腸に100兆個存在する「腸内細菌叢」の働き
・免疫の調整:病原体の排除
・消化器の働きのサポート
・栄養素の生成や吸収:ビタミンB
・短鎖脂肪酸の生成
・ウエイトマネジメント
・ムードマネジメント:ドーパミン、セロトニン
腸内細菌叢の種類
1、 善玉菌20%:ビタミンの合成、消化吸収の補助、感染防御、免疫刺激、整腸作用、有機酸(短鎖脂肪酸)の生成、ビフィズス菌生成、乳酸の生成
2、 悪玉菌10%:腸内腐敗、細菌毒素の産生、発ガン物質の産生、ブドウ球菌、大腸菌生成
3、 日和見菌70%:善玉にも悪玉にもなる菌、大腸が崩れた時悪玉菌として働く
悪玉菌は悪いだけでなく、病原菌を殺してくれるので、必要な菌なのです。
HAPPYホルモンと言われるセロトニンは腸内で作られるため、不安症やうつ傾向の人はセロトニンが増えると改善していきます。
短鎖脂肪酸が増えると太りにくい体質になります。
小腸の働き:栄養を吸収する。6~7mの長さあり、通過時間は3~5時間で小腸→大腸→肝臓へと送られる
ミネラルが吸収できていないと、生理痛が起こります。
大腸:食べ物のカスを水分と吸収して便を作る
大腸の腸内細菌叢がいないと便は上手く作られない
良い便を作るには、オリゴ糖や食物繊維が必要
バランスの良い糖質は短鎖脂肪酸のえさになり、良い便を作ってくれます。
→特に女性に必要!過度な糖質制限ダイエットは危険です。
腸内細菌叢を育てる食事
・ホールフード
・ポリフェノール含有食品
・食物繊維
・発酵食品
腸内細菌叢について、少しでも理解していただけたら幸いです(^^♪
当院では整体の施術の中で内臓調整を行い、腸内環境を整えるお手伝いをさせていただきます。
つらい便秘や下痢、生理痛、ポッコリお腹でお悩みの方は、ご相談ください。
整体師 伊藤晴香
お電話ありがとうございます、
りらく整体院やすらぎでございます。